【政治留学】高校二年生、オーストラリアに飛ぶ。Part2

政治コラム

ivote高校生メンバーの金杉龍吾です!先週に引き続きオーストラリアのアデレードでの活動をレポートしていきます。

先週の記事はこちらから!

先週にも書きましたが私はオーストラリアの民主主義を知るために留学しました!

今回は現地のイベントなどを通じて感じたことをリポートしていこうと思います!

オーストラリアデモクラシーの歴史の詰まった民主主義博物館

アデレード大学の近くにある民主主義博物館に行ってきました。

民主主義博物館という言葉はあまり聞きませんが、そのような施設が作られている理由は今私たちが当たり前に思うような選挙の常識をオーストラリアが作ってきた歴史があるからではないかと私は考えます

女性の参政権や、投票に自分の名前を書かない無記名投票などは今となっては当たり前ではありますがそれらを初めて行ったのが実はオーストラリアなんです!

施設内の展示は史料だけではなく民主主義と名がついているだけあり、見ている人に投票することを体験させるような展示もありました。

私が見たときには囚人も選挙権を持つべきか?と題した展示が行われていました。(票に関しては全体の意見を表せるものではありませんが)

このような展示は子供に自分の声を届けることができる、ということを伝えるような教育的価値を私は感じました。意見などを付箋に貼っていく点もとても興 味深く感じられました。

民主主義博物館のほかの博物館でも最後に感想や意見を求めるようなコーナーがあり、みてる人が展示を受け取るだけでなくアウトプットができたり、自分の意見を持てるような仕組みが日本でも広がっていってほしいな、といったことを感じました!

学生主催!環境問題解決を求めるデモ

以前大学に入ったときに目にしたこのチラシのイベントを見学しました。

このチラシの内容は気候変動に対するアクションを政府に求めるデモです。

残念ながら学校があったため昼休みに抜け出してほんの最初しか見ることができませんでしたが会場では缶バッジなども売っており、楽しげな雰囲気も感じられました。

このような、政治に関わるイベントが若者のすぐ近くにあることは政治について関わりやすい状況なのではないかと思いました。

”海外限定”について思うこと

私事ではありますが最近海外限定のモンスターを集めています。

どれも甘すぎたりキュウリの味がしたりでなかなかな異文化体験をしています(笑)

ただ、私は”海外にしかない”という価値はグローバル化によって薄れていっていると考えます。

実際このモンスターは日本から出なくても輸入雑貨で買えます、そして今巷で話題のタピオカミルクティーもオーストラリアを始め、先進国なら割とどこでも飲めます。

食べ物に限らず、情報もインターネットを通してどこでも得ることができます。

そんな時代に留学をする意味はなんでしょう?

私は”経験”にあると考えます。

私はオーストラリアは閉店時間が早く、とてもホワイトである。という事は渡航前から知っていました。しかしそれを実際に体験してみて初めて不便さを身にしみて感じたり、逆にそれのせいで早い時間に帰ってみて今までの生活のブラックさを理解しました。

このように違う社会を経験することで自分の環境への理解を深めることができます。

逆に、自分の国が行くべき未来を実際に体験することもできます。

人手不足等によってコンビニの24時間営業のようなサービスが危機的状況にある日本にいる一方で、オーストラリアのようなホワイトな環境は理想とも言えます。

そのような違う社会を体験することは外に出て初めて理解したと言えるのではないでしょうか?

まとめ

今回で初めて政治について触れました!いかがでしたか?

実はこの記事の政治関係は私がした現地調査のほんの一部です。

大部分は現地の人へのアンケートなのですが、如何せん情報量が多いのでなかなかまとめきれておりません。次回公開の予定です。

私的にはとても興味深い、意外な内容となったのでお楽しみに!!

参照 オーストラリア日本大使館「オーストラリアの政治制度」https://japan.embassy.gov.au/files/tkyo/AAF2008_government_j.pd

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