【イベントレポート】政党学生部オンライン合同説明会に潜入してみた!

政治コラム

若者の政治参画がコロナショックによって叫ばれる今。
私たちにはいったい何ができるのでしょうか。

政治参画の方法の一つである政党学生部について、あまり広くは知られていないかもしれませんが、今回政党学生部のオンライン合同説明会に参加してきましたので、

「政党学生部ってどんなことしてるの?」

「政党学生部ってどんな雰囲気なの?」

「そもそも政党学生部ってなに?」

ということを少しでも知っていただければと思います。

なお、本記事では複数の政党を取り扱いますが、紹介した政党や特定の政党を弊団体として支持するということは一切ございません。
合同説明会に参加していない政党学生部の紹介はレポートという趣旨から紹介しておりませんが、その点あらかじめご理解頂ければ幸いです。

政党学生部の合同説明会に潜入!

ではいよいよイベントのレポートに入っていきます。

今回のオンライン合同説明会に参加した政党学生部は
・日本維新の会学生部
・立憲ユース
・あたらしい党学生部
・国民民主党学生部
・ちば自民党

(イベントポスター記載順に基づく。以降も同様。)

となっており、国政・地方含め複数の政党学生部が参加しました。

各政党学生部毎で紹介していきたいと思います!

日本維新の会学生部

日本維新の会といえば「身を切る改革」のイメージが強いと思います。

ただ、それはあくまで手段であって、日本維新の会は「自立する個人、自立する地域、自立する国家」を理念に活動しています。

地方分権で自立する地域を=大きな政府ではなく、小さな政府

という理念は党内で最低限共有しているのではないのかなと考えています!

学生部の活動理念は

「政治を学ぶ」「現場を知る」「インターネットの活用」

という3つです!

ICT化を進めており、勉強会にも当日参加できなかったとしても後日動画で見ることができます。

他にも現場を知るというところで、自主的な選挙ボランティアへの参加や議員インターシップを行っている部員がいます。

活動に参加してみたいけど踏み出せない人にも学生部が積極的に議員とコネクトします。

昨年度の取り組みとしては部員と議員の交流を図るイベントの実施(バーベキュー大会や流しそうめん大会など)をしているので、今後部員と議員が気軽に話せる場を作り、より学生部の活動に力入れられるよう士気を高めます。

学生部の今後の展望としては、

①世界中どこからでも参加できる学生部をICTを用いて可能にし、これまで以上に参加しやすい学生部を目指す
②若者の政治参加のさらなる促進
③他の政党学生部や学生団体などとの連携を強化し、超党派で学生の政治参加を推進する
④スウェーデンにおける政党青年部の討論会を参考に「政党学生部討論会(仮)」を開催

等を考えております。

「1人でも多くの人が政治に関わるために」学生部がだれか1人でも政治に関わるためのキッカケになればという思いで活動しています。

以上です、ありがとうございました!

日本維新の会学生部 公式HP
http://ishin-students.com/

立憲ユース

立憲主義を守り、草の根からの民主主義を守る
未来への責任を全うし、活力ある共生社会を目指す
国を守り、国際社会の平和と繁栄に貢献する
公正な分配による人間のための政治を目指す

この4つを軸に立憲民主党は活動を行っています。

立憲ユースは、政治に無関心でいることができても、無関係でいることはできない。若者が立憲民主党の存在をキッカケに政治を客観的にそして楽しく面白く学べる場を作りたいという中谷一馬青年局長の想いから作られました!

立憲ユースでは、一年でテーマを決めて活動をしていて、今年は多様性がテーマです!

様々な勉強会に参加したり、立憲フェスに参加したり、東京都連の集会に参加させていただき、多くの関わりを作ることができました。

またユースメンバー以外にも政治を知っていただくため、インタビュー動画を作成したり、おしゃべり会議(お菓子を持ちより100人規模で若者と政治家が交流する会)にも参加してきました。

幅広く活動しており、議員との距離も近く思ったことを言えるのがいい点だと思います。

自分自身今まで知らなかった社会問題を学び、多くの議員さんとの交流を得ることができました!

今後の展望としては
①メンバー拡大
②活動をよりアクティブに
③議員への政策提言をする機会を
④ユースメンバー以外の学生と交流を広げる

を行なっていきたいと考えています!

立憲ユース 公式HP
https://cdp-youth.jp/

あたらしい党学生部

参議院議員・音喜多駿を代表とする政党です。

昨年12月に1周年を迎えたばかりです。

現職8人と少数であり、東京を基盤とした地域政党です。

東京発の政党として23区を中心に自治体の改革派の主張を誕生させ、ゆくゆくはその改革を国政で行いたいというビジョンがあたらしい党には存在します。

「あたらしいあたりまえ」を実現すべく行動中です!

学生部は20人近くが在籍しており、遠方に住む部員も多いです!

毎日ブログで発信する部員がいたり、自分でオウンドメディアを立ち上げて記事を書いているメンバーがいたりもします。

主な活動としては
・月1回のミーティング
・月1回のイベント主催
・党のYouTubeチャンネル運営
・定期街宣や選挙活動の手伝い
・党への政策提言
など様々なコトを行っています!

今後の目標は
・部員100人獲得を目指す。
・YouTube投稿を週1ペースまで上げる。
・月1回のイベントを充実させる。
・学生部出身議員を出す!
という事を目標に設定しています。

あたらしい党側は兼部は構わないですので、仮入部などでもご検討いただければと思います!

学生部公式HPが確認できなかったため、Twitter固定ツイートを掲載

国民民主党学生部

国民民主党学生部の活動としては、まだ設立して1か月程度(4月6日設立)と若い組織ですが、
・イベントの企画運営(企画局)
・TwitterなどSNS運営(SNS担当局)
・玉木チャンネルへの出演
・学生等などの若い人材の課題調査(政策調査局)
等を今後行っていきます!

学生部の魅力としては、

①玉木代表や議員との距離が近いという事
②全国にいる学生と知り合う事ができる
③できたばかりなので比較的自由に企画・活動できる
④女子率高め

という点だと思います!

国民民主党学生部の今後の目標としては、
・Twitterのフォロワー1000人
・学生部員数の拡大
・政治に対して興味関心層に対してのアプローチ
・政策立案
・学生部卒業後の全国ネットワークの構築

を行っていきたいと考えています!

学生部公式HPが確認できなかったため、Twitter固定ツイートを掲載

ちば自民党学生部

ちば自民党の主な活動としては、年に一回学生部員集まり、党本部で合同研修会を行ったり、自衛隊見学、勉強会&懇談会などを行っています。

組織が多く、人が多い分、交流も多いです!

総裁選挙や公開討論会に見学させていただいたりしました。

年に1回の学生部全国研修会はやはり魅力で、有名なパネリスト呼んで、その意見を実際に聴かせていただいたりしています。

そのあとは全国の学生部同士で議論を重ね、それぞれで発表を行ったりしています。

ちば自民党学生部の活動だと、国会見学や他にも全国一斉街頭運動でマイクを持たせていただいたり、総合火力演習へ見学に行ったりと貴重な体験を行うことができます。

大体1か月に一度学生同士で企画を行い、見学であったり勉強会などを行うようにしています!

今後は自民党学生部の全国組織形成や関東の組織形成などが行われていくと思うので、更にスケールが大きくなると思います!

自民党学生部HP
http://youth.jimin.jp/activity/student/

【質問-政治に興味のない人も入れる?】

日本維新の会学生部

「私たちをキッカケに政治を知って欲しい、楽しんでほしいと思っている。自立する学生部で裁量を持っているので、大学のサークルをイメージしていただければと思います」

立憲ユース

「基本的には政治に関心のない人でもOK!誰でもウェルカムな感じで、学生部と言うと硬いイメージがありますが、そこも考慮して立憲ユースにしています。大学生のサークルのような感じで活動をしており、しっかりやりたい人もそのような機会はあるので大丈夫です!」

あたらしい党学生部

「自身を持って言えるのは最も敷居が低いという点です。ここは自負しています。議員さんが平均年齢からみて若いですし、ゆるーく活動をしていて、飲み会にしか来ない幽霊部員的なメンバーもいます!」

国民民主党学生部

「政治に関心のない人で超絶歓迎!メンバーは現時点で8人だけど、半数は入部するまで政治に関心がなかった人た達でそういう意味で、現時点で興味関心がない人が加わることで学生部を俯瞰的に見れて運営面でもいいのではないかと思う!」

ちば自民党学生部

「政治に関心がなきゃ入っちゃいけないという事ではなく、政治に関心ある学生を増やそうという切り口なので、自民党を支持するものでなくても政治に関心を持つという人を増やすという目的で活動している部分はあるので、全然大丈夫です!」

さいごに

筆者が今回の合同説明会に参加して感じたことは、

それぞれの学生部で色は違えど、敷居を低くしてくれている

という点です。

投票率の高いスウェーデンでは政党学生部(青年部)の活動が非常に活発で、所属している人も多いということで、是非日本でも広まっていってほしいですね。

さいごに今回突然取材依頼をさせていただいたにもかかわらず、快く引き受けてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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