香港のデモに見る若者の政治参加

政治コラム

香港は現在、大きく揺れ動いています。というのも、今年6月9日以来大規模なデモが頻発している為です。

日本でも度々報道されている香港のデモですが、なぜこんなにも過熱しているのでしょう?そして、そこに参加している人たちから見えてくる、若者の政治参加について考えてみたいと思います。

香港でデモが起きている理由

香港でこれほどまでに大規模なデモが発生している理由は、「逃亡犯条例の改正」にあると言われています。

この条例は香港政府が議会に提出したもので、香港が外国と結んでいる犯罪人の引き渡し協定を今まで、結んでいなかった中国本土と結ぼうというものです。

これだけだと「犯罪人を引き渡す協定だしどこが問題なの?」と思うのではないでしょうか?

ですが、香港の人の視点では別の側面が見えてきます。それは、「政府批判や中国共産党の体制を批判した人が逮捕され、中国に移送されるのではないか?」というものです。

イギリスの植民地だった香港は1997年に中国に返還されましたが、その後も”自治地域”として「一国二制度」と呼ばれる制度に基づいて高度な自治を持っています。

ですが、近年その自治がおびやかされつつあるという危機感が行政長官の民主的選挙を求めた2014年の雨傘運動以来、香港の人たちの間で広がっており、今回の一件がその危機感を更に高め、デモに至ったということです。

デモから見えてくる若者の政治参加

今回のデモでは、大学生や若者が数多く参加して活発に活動していることが特徴です。

中には暴徒となり、商店や物を破壊する行為をする人たちもおり、それは許されないことですが数多くの若者がデモという形で政治に自分たちの意見を届けようとしているのは事実です。

この背景には、「自分の生活に直結した問題」という認識があるのではないでしょうか?

だからこそ、デモという形で危険を冒してでも自分たちの主張を訴え続けているのだと思います。

香港と日本では事情もかなり異なりますし、デモ全体の訴えと必ずしも自分の考えが一致しているとは限らないので、デモを行ったり、参加したりするというのはハードルが高いのではないでしょうか?

ですが、その代わり日本には普通選挙があり選挙権をもっていれば誰でも投票することができます。また、被選挙権もあるので誰でも選挙にでることもできます。

おわりに

私たちが香港のデモから学ぶことは「政治は自分たちの生活に直結した問題」という認識を持つ、ということではないでしょうか?

皆さんも身の周りに隠れている「政治」をふとした拍子に見つけてみませんか?

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