投票をする際に見る、3つのこと+α

政治コラム

統一地方選に続く選挙イヤーを飾る、第25回参議院議員選挙の投票日が7月21日(日)に迫ってきました!

今回は衆議院総選挙ではないので、直接選挙結果によって政権交代が起きることはありませんが、政府与党や野党にとってもいわば中間テストであり、今までの実績や対応を問われることになります。

そして政府与党や野党を”採点”するのは私たち有権者一人一人です!!

では、採点する際どのような点に注目してみればよいのでしょう?

以前土SNSマガジン土曜版第29号(通算第66号)に掲載した【投票をする際に見る3つのこと】に、参院選ならではのコツを加えてみました!!

投票をする際に見る、3つのこと

選挙期間になると立候補者が一覧になった看板や、新聞と一緒に届く選挙公報を目にするようになります。それを見ただけで誰に投票するか決めることができればいいのですが、なかなか難しいのではないでしょうか?

①立候補者が日々の活動を行っているか見る

そんな時は立候補者が日々の活動を行っているか見てみてください。

現職の議員ならば定期的に「活動報告」などの形で自分の活動内容をチラシやホームページなどで発信しているかを見てみてください。そして「活動報告」などの報告がどのくらいのスパンで発信されているかに注目してみるといいでしょう。

毎月発信されている立候補者と年数回や選挙が近くなった時だけ発信する立候補者、あなたはどちらの立候補者に投票したいと考えますか?

②主張していることに具体性があるか見る

選挙公報には立候補者の様々な主張が載っていますが、私はこれを見るときに立候補者がどのくらい具体的な政策などを打ち出しているか、に注目しています。

というのも、具体的な政策を打ち出すことができるということは、現在抱えている様々な課題について知っているということではないでしょうか?それに様々な課題を知るには普段から地元の人は勿論、有識者の方々と接しよく勉強をして、色々な意見を聴く活動を行っていないとできないと思います。

③最後の最後は直感と第一印象

こう言ってしまうと身も蓋もないかも知れませんが、色々と比較してみてどうしても決めることができない場合は、自分の直感と立候補者の第一印象を決め手にすることもアリだと思います。

例えばスマホを選ぶ時、性能や価格で決め手になるような差が無ければ最終的には自分好みのデザインや色で皆さんも選びませんか?

選ぶ対象は全く違いますが、そのプロセスの根本は同じではないでしょうか?

もしデザインで選んだスマホが思ったものと違ったとしても、それはそのスマホを選んだ自分の責任です。選挙も自分が投票した立候補者が期待通りの働きをしなかったとしても、それはその候補者に投票した自分の責任であり、その時は次の選挙で投票しなければいいのです。

参院選(国政選挙)ならではの+α

参院選は国政選挙なので、有権者の皆さんは投票用紙を2枚持っています。

1枚は地元の選挙区の候補者氏名を記載するもので、もう1枚は比例代表用です。比例代表用は全国を対象にしているので、比例代表から出ている候補者にも投票することができます。また候補者氏名の代わりに政党名を記入して投票することも可能です。

なので、有権者は票を”分ける”ことができます。

つまり、地元の選挙区用投票用紙には選挙区から立候補しているA党の○○さんに投票し、比例代表用投票用紙には、比例代表で立候補しているB党の□□さん、若しくはC党と記載して投票するのです。

この方法は、私自身も候補者や政党の投票先に迷ったときによく使います。そうすることで、特定の政党に票が偏ることを避け、バランスを取ることができます。

おわりに

7/21(日)に迫った参院選、投票先に悩んでいる方も多いと思いますが直前までもし決まらなくても、ぜひ投票所に足を運んで投票しましょう。

投票することで、政治に主権者として参加することになるのですから。

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