データで読み解く東京都知事選挙の投票率

データで読み解く東京都知事選挙の投票率

都知事選挙特集として今回は投票率を扱います

データは東京都選挙管理委員会から持ってきました

https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/

東京都は投票率のデータがExcelに整理されていてデータ公表が進んでいると感じました

前回2016年のデータ

2016年7月31日に行われた選挙の投票率を見てみましょう

有権者数
5,431,190 5,652,116 11,083,306
投票数
3,160,220 3,460,187 6,620,407
投率率
平均
58.1961.2259.73

投票率は男性58.19%、女性61.22%と女性のほうが若干高いことがわかります

59.73%は高いのか、低いのか

平均で59.73%が前回の都知事選の投票率でした

これは高いのでしょうか、低いのでしょうか

これを調べるために過去の記録と比較してみました

執行年月日 投票率
昭和22年4月5日 61.7
昭和26年4月30日 65.2
昭和30年4月23日 59.63
昭和34年4月23日 70.12
昭和38年4月17日 67.74
昭和42年4月15日 67.49
昭和46年4月11日 72.36
昭和50年4月13日 67.29
昭和54年4月8日 55.16
昭和58年4月10日 47.96
昭和62年4月12日 43.19
平成3年4月7日 51.56
平成7年4月9日 50.67
平成11年4月11日 57.87
平成15年4月13日 44.94
平成19年4月8日 54.35
平成23年4月10日 57.8
平成24年12月16日 62.6
平成26年2月9日 46.14
平成28年7月31日 59.73

データが取れた昭和22年からの投票率を表したグラフで、これを見ると近年の投票率と同じか、またはそれよりも少し高いことがわかります

年代別での投票率

年代別では投票率はどのようになっているのでしょうか

前回の2016年(平成28)年の結果をグラフにすると

18歳から選挙権が認められたこともあり、18歳、19歳の投票率が20歳代と比べて高いことがわかります

また年齢が高くなるにつれて投票率が上がり、65歳から69歳までの層が最も投票率が高いことがうかがえます

地域ごとの投票率 (前回2016年のデータから)

東京都には62もの区、市、町、島に分かれています

まずは62の地域のなかで投票率の高い上位10は

地域順位投票率
  御蔵島村182.38
  利島村281.25
  青ヶ島村376.71
  新島村469.16
  大島町568.36
  小笠原村667.86
  檜原村766.98
  文京区865.87
  千代田区964.65
  武蔵野市1064.56

上位10の中でも御蔵島村と武蔵野市では20%ほど差があります

下位10を見てみると

地域順位投票率
  渋谷区5357.89
  新宿区5457.84
  港区5557.38
  羽村市5657.29
  葛飾区5757.12
  福生市5856.69
  足立区5955.42
  江戸川区6055.36
  瑞穂町6154.27
  武蔵村山市6254.00

渋谷区や新宿区、港区など東京都の中心地域は投票率が低いことがうかがえます

23区のみで見ると

投票率順位
  文京区65.871
  千代田区64.652
  中央区63.473
  江東区61.704
  北区61.595
  世田谷区61.386
  練馬区61.147
  台東区61.078
  杉並区60.879
  品川区60.0510
  目黒区59.8411
  豊島区59.7712
  荒川区59.6913
  墨田区59.3214
  板橋区58.7815
  大田区58.1416
  中野区58.1417
  渋谷区57.8918
  新宿区57.8419
  港区57.3820
  葛飾区57.1221
  足立区55.4222
  江戸川区55.3623

という結果になります

データを見るときは…

このように東京都の地域ごとの投票率を見てきました。御蔵島や利島村は80%を超えていてすごいと関心してよいのでしょうか

実はこの2つの地域の人口を見てみると

人口
御蔵島村 327
 利島村 340

なんとどちらも300人ほどしかいないのです

このようにデータにはからくりが生じてしまうので、何か数字を見たときはすぐに鵜呑みにせず、データそのものを見るのが大切です

最後に

データでみる投票率をお届けしました

2020年の選挙結果が出たら、また分析するのでお楽しみに

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