簡単に自己紹介を 。こんにちは、釘本茜です。
立教大学の法学部政治学科を今春、卒業します。大学の卒業式がなくなり残念ですが、ivoteでちゃんと送り出してもらえて良かったです。
ivoteへの入会は2017年の6月、2年次からです。3年間、選挙に振り回され、模擬選挙に振り回され、べっきーと正生くんに振り回されるという、何とも充実した素敵な時間を過ごすことができました笑。卒業後は、某進学塾に就職予定です。
政治に興味を持ったきっかけ
小学生のとき、選挙カーに手を振ったら振り返してくれたのが嬉しかったことです!小さな自分の声に応えてくれているような気がしました。
家でニュースをよく見ており、両親がよく議論していました。日常の中で、自然と政治や社会問題への視点を持つようになりました。
ivoteに入ったきっかけ
もともと政治に興味があり、大学では政治学科へ進学。入学した2016年は、「18歳選挙権」の導入年でした。若者の政治参画への気運が高まる中、19歳で初めて選挙権をもらった私は、時代の動きに関わっていることの面白さにとてもワクワクしました。
また1年の春休みに豪国へ短期留学をしました。その際、他国の同世代と政治について話す機会があり、日本人の市民意識の低さに危機感を覚えました。当時、入学時に入ったサークルをほとんど辞めていたため、大学時代に何か新しいことやりたい!という思いからivoteに入会しました。
ivoteで一番思い出に残っていること
選挙の公示直前やイベント直前に、皆で時間ギリギリまでパソコンの前にしがみついたこと。これが一番の思い出です笑。
17年の都議選や衆院選、19年の統一地方選や参院選、「居酒屋ivote」や「ぶっちゃけ~」イベントなど。
本当は余裕を持つべきですが、あの時はただ本当に、毎日一生懸命でした。ただ良いものをつくりたい!届けたい!という、皆の気持ちが絡まり合い、徹夜だってへっちゃらでした!(いやそんなことはない笑)
ivoteで学んだこと
◇チームプロジェクト運営の難しさ
自分の得意不得意は何か、これまでの勉強や部活・委員会などとは全く違う物差しで測られたことが新鮮でした。その中で、自分の役割を見つけ、立ち回り、いかに皆がより楽しくチームのために貢献できるかを考えることの、楽しさや重要さを学びました。
◇社会の広さ、礼儀
学生には見えていなかった世界の広さや、社会が扱っている物事の大きさを体感しました。
政治や社会のために活動するため、社会人と関わる機会も多くありました。異なる世代の方々は価値観や考え方が異なり、お話していてとても刺激的でした。上の世代のみならず、下の世代もそうです。
でも礼儀においては、まだまだです。今は「学生だから」「若者の視点も大事」で許されていることが多くあるのかもしれません。油断せず、今後も磨いていきたいです。
◇文章やデザインのスキル
今でこそ20人強のメンバーが活動するivoteですが、メンバー数が1ケタの時期もありました。少ない人数で仕事を回すため、「できること」だけではなく、事務から広報、渉外、渉内まで、一人で幅広い分野の「できないこと」も経験させてもらいました。
その中で自分に身に付いた、成長したスキルがいくつかあります。
まず、人に伝わる文章のつくり方。模擬選挙の演説や、大人数の前での講演、広報のコピーなど、ことばの持つ力を意識した簡潔な文章推敲は、言いたいことを整理するのに役立ちました。
そして、画像や資料のデザイン。イベント集客用のフライヤーや、メディアのアイキャッチ画像、授業のワークシートなど、描いたデザインイメージをパソコン上で実現させるスキルは、場数を踏んでだんだん上手くなりました。
◇お互いを受け入れ、尊重する力
同世代のivoteメンバーでも、一人一人価値観や考え方は異なります。ivoteで活動する中でお互いの意見を受け入れ、認め合い、尊重する力の偉大さを学びました。そしてそれぞれが、自分はどう思うかも大切にしています。そんな自分も仲間も大切にする人が多くいるivoteが、私は大好きです。
ivote卒業後の展望
これから自分がどう生きていくのか正解なのか、自分でも分かりません。
でもivoteにいて分かったのは、考えているだけじゃ前に進めない、ということ。
卒業後は、某進学塾に就職します。出前授業などで子どもに何かしらの気づきを与えられた瞬間、教育の楽しさと奥深さを感じました。これから自分の道を切り拓いていく子どもたちの、「気づきのきっかけ」になれる人になりたいです。
ただ卒業・就職はゴールではなくスタートです。選んだ道を極めるのか、目指してきた新聞など報道の道に経験を活かしていくのか、選択肢は無限にあり自分で決めていかなければなりません。社会人、怖いけど、やっぱりワクワクです。
これまで一緒に頑張ってきた仲間へ
これからのivoteをつくっていく仲間へ
そして
最後まで読んでくださったあなたへ
少しばかりのお礼と、エールを込めて。
2020年3月 釘本茜
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