投票に行こうとしたけど、自分一人暮らしで住民票移していないから投票できないって思っている人は多いのではないでしょうか?
実際に下記のデータでは、大学生が行かなかった最大の要因が現在の居住地に住民票がなく、投票の場所が遠いためとあります。
実際に住民票がある自治体に戻って投票するっていうこともできなくはないですが、実際手間がかかり実家との距離が遠いにつれて、困難を極めるでしょう。
でも、だからといって投票を諦めないでほしい。不在者投票制度を利用すれば、現居住地で住民票のある自治体の選挙区の選挙に投票ができます。
ここでは、そのやりかたの手順を紹介していきます。
投票用紙等の請求
住民票のある市町村のHP記載の「不在者投票宣誓書・請求書」をダウンロードします。そこに必要事項を記入の上、住民票のある市町村の選挙管理委員会に郵送します。
投票用紙等の受け取り
選挙管理委員会から投票用紙(内封筒、外封筒)、不在者投票証明書、投票用紙が書留で送られてきます。このとき、不在者投票証明書は開封せず、投票用紙には何も記入しないでください。
不在者投票場所に行く
受け取った一式を持って現居住地の市町村の不在者投票記載の場所に行きます。まずは、不在者投票記載の場所は不在者管理者が指定した場所になります。期日前投票所でも投票できる場合もあれば、市役所しかできない場合があります。詳しくは、現居住地のHPを見ることが大切です。最終手段は、選挙管理委員会事務局に電話をする。実際に筆者も電話で質問したのですが、そしたら、担当の方が丁寧に答えてくれました。
わからないことがあったらまず選挙管理委員会事務局に電話をしましょう。
投票する
不在者投票場所についたら、選挙立会人の説明を受け、投票します。
これで不在者投票は終了です。
注意してほしいこと
注意してほしいことが三つあります。
一つ目は、期間が限られていることです。原則、公示日から投票日の前日までなので、当日には、投票できません。
二つ目は、郵送に日数がかかるので時間に余裕を持ってほしいことです。自分の投票できる時間を加味して、余裕のある日程を組むようにしましょう。
最後は、不在者投票制度を利用できない場合があるということです。住民票を移してない一人暮らしの大学生が不在者投票制度を利用する場合、実家のある市区町村に選挙人名簿に登録される必要があるのですが、自治体が居住の実態がないとすると、選挙人名簿に登録されず、投票ができません。一方で、実際把握するのは難しいため、ほとんどの地域では認められます。なにか分からないことがありましたら、選挙管理委員会に電話をしましょう。
最後に
制度を知るだけで、投票する権利が生まれます。逆に知らないと損することがたくさんあります。不在者投票制度はその一つかもしれません。皆さんっ選挙に行こう。
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