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そろそろ参議院選挙が近づいてきましたね!
とは言っても、立候補者とその所属する政党が色々あってわかりにくい、どの政党が何を理念としているのかわからない、など、投票に行く前の段階で悩みや疑問はたくさんありますよね。
そこで今回は主要な政党についてわかりやすくまとめてみました!自分の考えと最も一致する党はどれか、これを参考に考えてみてください!
現在の参議院
まず、日本にはどんな政党が存在するのでしょうか。現在の参議院に議席を持っている主な政党を表にまとめたのがこちらです。
左派?右派?
政治に必ず出てくるのが「左」「右」という言葉です。一言で言うと、左=革新派、右=保守派、を表します。各政党にも、それぞれの政治的立場があり、それによって理念や政策は大きく異なります。政治的立場という観点から各党を比べた図がこちら。
各党の特徴
自由民主党
現在内閣で政権を握っているのは自由民主党(自民党)です。そのため、総裁(党首)である安倍晋三が現在の日本の総理大臣です。自民党はわりと保守的な政策が特徴的で、高齢者、農家、労働者からの支持が強いです。特に1955年からはほとんどの期間を自民党が政権を握り、政党としても歴史が長いです。また、現在は公明党と連立政権を組み、協力して政権を担当しています。
立憲民主党
実は2017年に創立したばかりの新しい党ですが、野党の中で最も大きく、自民党とは対立的な立場にあります。その名の通り立憲主義を理念とし、憲法によって政治権力の悪用や政治支配を制限・防止しようとしています。また、リベラルで革新的な政策が特徴的です。
国民民主党
現在は解党となった「民進党」が分裂したことがきっかけで2018年に創立した新しい政党です。実は立憲民主党も同じ民進党ルーツです。旧民進党のリベラル・革新派議員が結成した立憲民主党に対し、国民民主党は「穏健な保守」「革新保守」などと言われています。
公明党
公明党の大きな特徴としてあげられる挙げられるのは、仏教系宗教法人の創価学会を母体としていることです。比較的保守的な政党であり、理念が自民党と近いことから現在は自公連立政権を組んでいます。
日本維新の会
党本部は大阪市にあり、もとは「大阪維新の会」という大阪府の地域政党が母体となって結成された特殊な党です。主な政策として「身を切る改革」「道州制導入(地方分権)」「規制緩和」などを掲げています。
希望の党
維新のように、もとは小池百合子氏の地域政党「都民ファーストの会」を母体として結成された政党です。結成当時の比較的早い頃から性別、性的指向、人種などの多様性を尊重する政策を重視しています。党のウェブサイトにもあるように、改革保守の立場をとっています。
日本共産党
英語に直すと Japanese Communist Party。「コミュニスト」という強い言葉が入っていますが、歴史も長く、党の理念が揺るがない、解党や結党を繰り返さないという点では非常に安定した政党でもあります。民主主義改革を目指した政策を出し、日本の現状と共産党が理想とする民主主義を比較して政策を主張するスタイルが特徴的です。
社会民主党
ズバリ、社会民主主義を掲げている政党で、共産党と似た点として「日本には改革が必要」と考えています。社会民主主義の理念とは、平和・自由・平等・共生。
終わりに
いかがでしたでしょうか。「党が多すぎて何から調べていいのか分からない」「選挙って複雑そう」と思っている方、その気持ちよくわかります。私も初めて投票に行った時は調べることがたくさんあって少し大変だな、と思いましたが、政党の種類や違いを知るだけで様々な政策のあり方、政治の方向性などを理解することができます。ぜひこれを参考に皆さんも投票に行く準備をして下さい!
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【参考文献】
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/198/giinsu.htm
参議院
自由民主党
立憲民主党
国民民主党
公明党
日本維新の会
希望の党
日本共産党中央委員会
社民党OfficialWeb
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