マルタってどんな国?

政治コラム

突然ですが皆さんはマルタという国をご存知でしょうか?

どこ?それって国の名前なの?とどんな国なのか見当もつかない人は少なくないと思います。

また知っている方のほとんどはマルタ会談を思い浮かべたのではないでしょうか?(笑)

その通り、マルタ会談が行われたのはマルタです。ではどこにあるのか?何語が話されているのか?などをご存知でしょうか?

私は高校時代マルタへ1カ月ほど語学研修に行ったことがあり、様々な経験を与えてくれた場所なので、自分にとっては非常に思入れ深い国です。

そこで今回の記事ではマルタという国についてご紹介します!

マルタについて

人口:約43万人

面積:316㎢(淡路島とほぼ同じ)

首都:バレッタ

公用語:マルタ語 英語

参考: https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malta/data.html#section2

マルタは地中海に浮かぶ小さな島です。美しい海に面しているいるので、観光地としても人気です。マルタはイタリアやシチリア島が近くにあるので、文化や歴史においてはその影響を強く受けています。しかし、中世ではイスラームの勢力の支配下にあったこともあり、その名残を今日も街並みなどから感じることができます。また国内では英語とマルタ語が公用語とされていますが、そのような背景もありアラビア語話者が意外と存在します。

マルタの場所

マルタの観光地

マルタで最も魅力的な場所はやはりビーチでしょう。日本では考えられないような透明度の高い海に驚かされました。中でもコミノ島は非常にきれいな海に囲まれています。

コミノ島

また街の景色もとてもきれいです。中世ヨーロッパを彷彿とさせるような美しい風景が広がっています。バカンスを過ごすのにピッタリな場所です!

マルタの街並み

マルタの歴史

紀元前から西暦300年頃まではイタリアの近くに位置していたことから、ローマ帝国の支配下にありました。

しかしローマ帝国が衰退し始めるとイスラーム勢力が侵攻をはじめ、地中海の制海権を得ました。このような背景もあり、今日でもイスラーム文化の名残が島内に残っています。

イスラーム勢力が衰えていくと、ヨーロッパ諸国がマルタを奪還し、再び西欧圏に戻ります。その後、神聖ローマ帝国、スペイン、ナポレオンの支配下を経て、19世紀以降はイギリスの統治下に置かれ、第二次世界大戦後に独立を果たしました。英語が公用語となっているのはイギリスの影響を強く受けたからです。

そして皆さんがよくご存じのマルタ会談にて冷戦の終結宣言という歴史的瞬間がこの島で行われ、マルタが世界に知れ渡ることになりました。

マルタで様々な人に出会って

私はマルタで様々な人に出会うことができました。当時私は外国人と会話する経験をあまりしたことがなかったので、当然その際には、困難や戸惑いに見舞われたことも多々ありました。

言語の壁にぶつかっただけでなく、異文化を受けいれたり、それを正確に理解することは、高校生だった私にとって簡単なことではありませんでした。なぜなら、これまで日本という閉ざされた国にずっと住んおり、異文化について深く考える機会がなかったからです。

しかし好きなスポーツ選手の話題などで徐々に仲を深めていき、色んな人と円滑にコミュニケーションをとれるようになりました。これは自分にとって大きな一歩だったと思います。

グローバル化が加速していく中、このような多様なバックグラウンドを持つ人々と意思疎通を図る際、机の上に向かって学ぶ語学学習だけでは不十分であることがマルタでの生活でよく分かりました。

おわりに

いかがでしたか?私は語学研修という形で英語を勉強しながら、マルタでの生活を楽しみましたが、単に観光として訪れても満足できると思います!この夏に行ってみてはいかがでしょうか?

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