こんにちは!就活と花粉と闘うAkaneです。
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学生団体ivoteでは、小中高校に出向いて模擬選挙や出前授業を行っています!
「いやいや、そんなこと言われても、実際には何やってるのさ??」
そんな声にお応えして、授業の一つをご紹介します!!
※なお、私たちは学校のニーズや雰囲気等に合わせて毎回授業の流れや内容を変えております。単なる一例となりますことをご了承ください。
授業を紹介します!
今回ご紹介する授業は、今年2月、私立獨協高校(文京区)で行った授業です。
2019年2月9日、雪がちらつく寒空の下、暖房の効いた教室で高校2年生約200人と授業をつくりました。
獨協高校、文京区選挙管理委員会、文京区明るい選挙推進協議会の皆さんのご協力あっての実施です。いつもありがとうございます。
さあ、授業が始まります。
※ivoteの授業の流れをざっくり知りたい方はこちら
まずは講話から
はじめまして!
今回、講話を担当します、
学生団体ivoteの、釘本茜です。(※筆者です)
立教大学法学部政治学科の3年生(※授業当時)です。
今日は、政治や社会に関することを、みんなと一緒に考えていきたいと思います。
“有権者”。これは、選挙権を持っている人のことです。何歳からか知っていますか?
「18歳!」
正解!!
そうです。では、“主権者”は??
「…??」
“主権者”に年齢制限はありません。
今、みんなはまだ選挙権を持っていないから、残念ながら“有権者”ではないですね。
でも、“主権者”ではあるんです。
”主権者”とは?
いきなり“主権者”とか言われてもね。“主権者”って、一体何よ!
文科省と総務省は、こんな風に言っています。
主権者として社会の中で自立し、他社と連携・協働しながら、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の一人として主体的に担うことができる
文部科学省
主権者教育の推進に関する検討チーム最終まとめ(平成28年6月13日)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/1369165.htm
社会の出来事を自ら考え、判断し、主体的に行動する主権者
総務省
主権者教育の推進に関する有識者会議(平成29年3月)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/syukensha_kyoiku/index.html
んー、難しい。
でも、私がこれから教える4つのステップを踏めば、みんなも簡単に”主権者”になれちゃうんです。
”主権者”になるための4step
それは、、この4つです!
1.Know
2.Notice
3.Opinion
4.Express
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つまりどういうこと?
1.Know: 問題点を知ること・争点を知ること
2.Notice: 他の人の意見を聞き、違いに気づくこと
3.Opinion: 自分の意見を持つこと
4.Express: 意見を表明・発信すること
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まだ難しい?
大丈夫。この授業が終わる頃には、みんなはもう“主権者”です。
なぜなら、今日のこの模擬選挙の流れ自体が、このプロセスになっているから!
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1.Know→講話
2.Notice→選挙公報&演説
3.Opinion→個人ワーク
4.Express→グループワーク、投票
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どう?わくわくしてきませんか??
【1.Know】大学授業料無償化について考えよう
本日の模擬選挙の争点は、「大学授業料無償化」です。
みんなも来年は3年生。大学受験に向けて頑張る人も多いでしょう。
じゃあ聞きます。
大学って、なんのために行くの?
大学って、なんのためにあるの?
学生にとって、社会にとって、この二つの視点から、大学について考えてみましょう。
【2.Notice】選挙公報を読もう・演説を聞こう
今回の選挙、候補者は3人です。(※候補者はivoteメンバーが担います)
大学授業料を無償化することに対して、
賛成 / 所得制限つき賛成 / 反対
の政策を主張します。
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各候補者が大切にしていることは?
「いいね!」と思う部分、「嫌だ!」と思う部分は?
ワークシートにメモを取りながら演説を聞いてみよう!
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臨場感ある各候補者の演説に、真剣に耳を傾けてくれました。
後編に続く
前編はここまで。いかがでしたか?
「“主権者”になるための4step」をはじめ、大学の存在意義、3候補の政策比較の様子をご紹介しました。
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後編では、生徒がどのように自分の価値観に気づき、友達と意見を交わしていくのか、
さらに、投票・開票の様子までお伝えします。
ぜひ、お読みください!
▼獨協高校後半ルポはこちら!▼
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